Tokyo Tokyo FESTIVAL

ABOUT

光の速さ -The Speed of Light-とは

本作はアルゼンチン出身の演劇/映像作家マルコ・カナーレによる演劇プロジェクト。

2017年にアルゼンチンのブエノスアイレス国際フェスティバルで初演2019年6月、Theaterformenフェスティバルでドイツ版を発表。2020年に発表する東京版では、東京の街を舞台として、そこに暮らす高齢者と共に作るツアー型演劇作品を中心に展開する。世界が東京に注目する中で、高齢化社会を迎えた日本の首都東京において、その土地の高齢者と出会い、彼らを通して「東京」の文化や歴史に触れることで、新たな気づきを促す。

――東京に住む高齢者はどのように生きてきたのか?

――東京という土地をどのように見つめているのか?

 

東京をリサーチし、そこに暮らす高齢者にインタビューをして彼らの記憶や体験を基にした物語や、この土地に紐づく歴史に焦点をあてる。

ツアー型の演劇作品を中心に、短編動画とドキュメンタリー映像によって補完しながら、東京という都市を様々な角度から見つめ、その先の未来をも想像させる作品を制作する。

演劇

このプロジェクトの中核となる、東京に住む一般の高齢者と共に創り上げるツアー型の演劇作品。 観客は、物語の進行と同時に、出演者に案内され都内の様々な場所を訪れる。その行く先々で土地にまつわる史実や証言、個人史(思い出など)、さらにフィクションを交えたパフォーマンスが繰り広げられ、現代と過去をつなぐ物語が紡がれていく。個人史については、創作過程で行われる出演者を含む東京在住の方々へのインタビューから構成される。パフォーマンスは芝居・歌・踊りなど様々な要素を取り入れる予定。

ドキュメンタリー映像

このプロジェクトのリサーチから演劇作品ができるまでの全体の過程を記録。サイトスペシフィック演劇というフィクションと、過程を捉えたドキュメンタリーにより構成され、出演する高齢者のインタビューも含めた映像作品として公開する予定。

短編動画

出演する高齢者に都内の思い出の場所やそのエピソードについてインタビューする。その過程を短い動画に収め、公演の告知も含めてSNSをはじめとする様々な媒体での展開を想定。2020年2月開始予定の演劇公演の稽古にあわせて撮影をスタートする。

  • 現代劇・歌唱ワークショップ ▶︎現代劇指導:マルコ・カナーレ、歌唱指導:宮内康乃(つむぎね)
  • 能ワークショップ ▶︎能指導:喜多流能楽師 佐々木多門
  • 演劇公演に向けての稽古開始(予定)
  • 短編動画の公開開始(~演劇公演までの期間に随時公開)

  • 演劇公演

  • ドキュメンタリー映像公開

プロジェクトの内容は予告なく変更になる場合があります。

©️El Chaski Pum

作・演出:マルコ・カナーレ / Marco Canale

1977年生まれ、アルゼンチン ブエノス・アイレス出身。演劇、映像作家。都市を旅して周り、公共またはプライベートの、あるいは神聖な場所を訪れ、伝記、ドキュメンタリー、フィクションを通してその土地のコミュニティと共に創作を行う。“The Speed of Light”はブエノス・アイレスで初演され、その後ドイツ版を発表。その他にも作品は様々な国や文化圏で上演されており、エディンバラ・フェスティバル (UK)、 世界文化の家 (ベルリン)、Theatre Row (ニューヨーク)、 ヤング・ヴィク劇場 (ロンドン)、BAD Bilbao (スペイン)、Casa de América (マドリッド)、Cervantes Theater (アルゼンチン)にて発表。
Photo©︎El Chaski Pum

能監修:喜多流能楽師 佐々木多門 / Tamon Sasaki

能楽シテ方喜多流職分。日本能楽会会員(重要無形文化財総合指定)。能楽協会会員。東京在住。1972年盛岡生。喜多流職分佐々木宗生の長男。喜多宗家内弟子を経て現在、喜多流職分塩津哲生に師事。ゆかりのある平泉・中尊寺能舞台にて2001年「猩々乱」、2008年「道成寺」、2017年「翁」を披く。 2012年、同期の同人三人と「燦ノ会」を結成し、「石橋」を披く。東京での活動とともに中尊寺薪能・仙台青葉能・白石碧水園能等、東北の能楽振興に重きをおきながら、国内外各地の公演に参加。 社中会である「喜桜会」「桜楽会」「東京多門会」会主。

宮内康乃

歌唱監修:宮内康乃(つむぎね)/ Yasuno Miyauchi

作曲家/「つむぎね」主宰。 東京学芸大学G類音楽科作曲専攻卒業。情報科学芸術大学院大学メディア表現研究科・修士修了。 2008年より声のアンサンブルパフォーマンスグループ「つむぎね」を立ち上げ活動を開始。独自の作曲法を「つむぎねメソッド」と名付け、老若男女だれもが参加し声を重ね、音楽がコミュニケーションツールとなるようなワークショップ活動「わ・つむぎプロジェクト」を日本、アメリカ、東南アジアなどで数多く実践している。